鉄道の安全を支える方々の仮眠をサポートこの日の放送は、東京都港区高輪「TAKANAWA GATEWAY CITY」内の「Gateway Studio」での公開生放送。JR東日本の高輪ゲートウェイ駅前にあるスタジオということでお招きしたのがVIE株式会社。VIE株式会社は「脳科学とJR現場が共創するウェルビーイングの世界〜『音』で創る鉄道の安全性・生産性向上〜」という施策で、JR東日本スタートアップ株式会社が昨年12月に開催した「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」で「審査員特別賞」を受賞したのです。今回はこのアイデアをもとに、VIE株式会社の持つ技術についての使用シーンなどをブレストしていきました。放送では今村さんにアイマスクをお持ちいただきました。「普通のアイマスクは目を遮光する」ものである一方、そのアイマスクは「それに光と音(が出る機能)がついている」といいます。「人間の脳というのは神経がつながっていて、例えば音を聞くとノッたりするじゃないですか。音の周波数の中に、脳を眠くしたり集中したりという成分を入れると、寝られるし起きられる。そういうアイマスクをJR東日本さんのために開発して、今協業が進んでいます」と今村さん。使用が想定されるのは、鉄道の安全運行を支える建設現場や駅の現場に関わる方々。「日々鉄道に安全に乗れるのは、夜な夜な工事をしたり、列車の整備をしたりというインフラを支える皆さんがいらっしゃるわけです。夜勤の方がいらっしゃるんですね。その方たちが勤務の中で仮眠を取りますが、仮眠で寝られないというお困りの声を聞きまして。それを助けるようなものを作ろうとできたデバイスです」と開発の背景を説明します。仮眠に最適な「音」と「光」の工夫「音」に関しては、このデバイスで流れる音源を放送でも紹介しました。すると、「入眠時間になりました。睡眠に最適な音楽を開始します。ゆっくりお休みください」というナレーションがあり、そこから鉄道車両の走行音が流れます。「いいですね。電車に乗っている時のような(音)」と印象を語った番組ナビゲーター・中川安奈さん。今村さんは「皆さん、電車に乗ると眠くなりませんか?音響解析をすると、鉄道には枕木(線路の下に敷かれた木)というものがあるんですね。これが眠れる周波数を出している。もう一個、(この音源で流れている)ホワイトノイズ、グレーノイズみたいなものも、“眠くなる魔法のスパイス”になっていまして」と、「音」に込められた工夫を解説。この音源自体もJR東日本とのコラボレーションになっているそうです。「光」に関しては、「ブルーライトって聞いたことありますか?あれは、光の短波が脳に刺激をして覚醒に導いてしまうもの。それを逆に利用して、二時間、三時間(仮眠で)寝た方をパキッと起こす」と、仮眠というシチュエーションにその特性を活用したものだそうで、「起きるための光か」と中川さんも深く納得した様子。中川さんは「私もNHK時代によく夜勤をしていました。緊急のことがあった時にいつでもラジオでニュースを伝えられるように泊まり勤務というのがあるんですけど、仮眠を取る時間がもちろんあって、なかなか眠れない。(そういう時に)これを使いたいなと思いましたし、CAさんもロングフライトで仮眠時間があるからいいですね」と活用シーンを想定。ブレストでは、4月に当番組で紹介した、広葉樹合板株式会社による立ったまま寝られる仮眠ボックス「giraffenap」とのコラボレーションという案も挙がりました。今回の“創発ワード”は?「Morisawa Fonts NEW WAVE OF START UP」では、放送でのブレストの内容を一言で“創発ワード”として総括し、お気に入りのフォントで表現してもらうSNSでの展開を実施しています。今回の“創発ワード”は、ブルーライトに関する話題が出てきた際に番組ナビゲーター・川田十夢さんがふと発した「ブルーライト高輪」に決定。今村さんはフォントについては「ナミン」をセレクトしました。出演企業と番組による“創発”を目指す「Morisawa Fonts NEW WAVE OF START UP」。話に挙がった使用シーンの拡大などは実現するのか?これからの展開もどうぞお楽しみに。