最近80年代風のデザインが人気ですね。デザインは思いついても、「どのようなフォントを選べばいいのかわからない」という方もいるでしょう。そこで、本記事では80年代風のデザインの特徴と、さまざまなシーンに使いやすいポップでレトロ感のあるフォントを6つ紹介します。「懐かしさ」がかえって新しい!80年代風レトロデザインが人気近年、80年代風のデザインが、ファッションや音楽、映像などさまざまな分野で注目を集めています。特に、若い世代にとっては80年代のデザインが「一周回って新しい」と人気を集めているようです。 大胆な表現方法が多く目を引きやすい80年代風のデザインは大胆で目を引く表現方法が多いのが特徴です。ビビッドなネオンカラーや幾何学模様、規則正しく模様が並ぶグリッドパターンなど、視覚的に強いインパクトを持つ大胆な表現が多く見られます。グリッチエフェクトと呼ばれるブラウン管テレビで映し出した映像のようなノイズ加工、メタリックな質感など、独特なスタイルを取り入れることで、デザインに動きや奥行きを感じさせるのも80年代デザインの特徴です。 わかりやすく「未来っぽさ」を感じる80年代はテクノロジーの進化や未来への希望に満ちた時代でした。当時のSF映画やアニメーション作品では、ネオンカラーで彩られた未来都市や空飛ぶ車、ロボットなどが描かれていました。80年代風のデザインにはこのような未来像が反映されており、現代の私たちが見ても、わかりやすく「未来っぽさ」を感じることができます。80年代の雰囲気はフォントで作り出せる80年代の雰囲気をつくるためには、イラストや色使いなどのデザインだけでなく、フォント選びも重要です。選ぶフォントによって、世界観が一気に80年代風へと近づきます。現代の画像や動画とも親和性が高い動画編集やSNS投稿など、現代のメディアでは視覚的なインパクトが重要です。多くの情報が溢れる中で、ユーザーの目を引くためには、効果的なビジュアル表現が欠かせません。80年代風のフォントは大胆かつ個性的で、現代のコンテンツでも強い印象を与えることができます。ポップで派手な印象を強調できる80年代はポップで派手なデザインが多かった時代です。フォントも例外ではなく、太くて丸みを帯びたものや、グラデーションや影付きで立体感のあるものが人気で、当時のロゴやレコードジャケット、ファッション雑誌などには、こうしたフォントが頻繁に使われていました。おすすめ!80年代風フォント6選80年代風フォントは無料のものもありますが、中には特定の漢字が使えなかったり、商用利用できなかったりすることがあります。モリサワのフォントなら、多くのフォントがよく使われる漢字に対応しており、商用利用も可能です。ミンカール「ミンカール」は、ストロークごとに太さのメリハリをつけた、はずむような雰囲気のデザイン書体です。細い線の先端の小さな円や、はねやはらいの先端のくるんと丸まった処理が、キュートな印象を感じさせます。アニメやコミック、子ども向けのグッズのタイトルやロゴでの使用に最適です。ゴーシャ「ゴーシャ」は、力強さとシャープさを併せ持ったゴシック体風のデザイン書体です。斜体のプロポーションと、横線の起筆から収筆への左右の流れを強調するエレメントが、横組の際にスムーズな視線の流れを誘導します。印刷物からゲームや映像まで、力強くスピード感のある見出しが必要な場面で幅広く効果を発揮します。ゴカール「ゴカール」は、手書き文字に着想を得た、踊るような動きのあるPOP体です。文字それぞれにアクティブな動きを持ちながら、組んだ際に決してバラバラにならないリズムで統一された、明るく楽しいイメージが特徴です。ファミリー向けのイベントポスターや映像テロップのデザインに最適です。ららぽっぷ「ららぽっぷ」は、遊び心にあふれた、かわいらしい丸ゴシックかな書体です。「新丸ゴ」との組み合わせで、組版にアンバランスな楽しさを与えます。独特の字形のため、固い内容には向いていませんが、同じ丸ゴシック体の他の書体に比べて、書き文字のようなプライベート感を演出することができます。漫画やイラストレーションなどキャラクター性の強い要素と組み合わせて、また、パッケージや店頭POPなどでデザインのアクセントとして個性を発揮します。くろまめ「くろまめ」は、手書きの勢いを感じさせる明るい雰囲気のデザイン書体です。広くデザインしたふところと、ループを強調したかなが特徴的です。やや斜体のかかったスタイルと仮想ボディいっぱいにとられた字面により、横組のラインが感じられるようなデザインになっています。スーボ「スーボ」は、極太の文字を表現するためにくい込み処理を取り入れた、丸ゴシック体風のデザイン書体です。くい込み処理と丸みを帯びたエレメント、低重心で直線的な骨格が、力強さの中に親しみやすさやユーモラスな印象を感じさせます。明るく楽しい雰囲気を演出したいキャッチフレーズや見出しに最適な書体です。Morisawa Fontsで80年代風デザインを作ろう80年代風デザインは懐かしさや大胆な表現、未来的な雰囲気が魅力で、幅広い世代に人気です。中でもフォントは80年代風のデザインを決定づける重要な要素となるため、80年代風デザインを意識した商品やサービスでは積極的に使ってみてください。 この他にもMorisawa Fontsでは、商標登録が可能な幅広いデザインのフォントをご用意しています。サブスクリプションサービスのため、スタンダードプランでは2,000書体以上のフォントを定額で利用できます。使用感を試せるフリープランもご用意していますので、まずはお気軽にご利用ください。